第11回障がい者スポーツ指導者全国研修会が開催されました。

 11月21、22日の両日首都大学東京において掲題の研修会が開催され、全国各地から200名程度の指導員が参加しました。開催に当たっては関東ブロック各都県市の障がい者スポーツ指導者協議会が協力しました。この研修会に参加した今野宏一指導員からレポートが寄せられましたのでご紹介します。
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第11回障がい者スポーツ指導者全国研修会 受講報告「障害スポーツを生涯スポーツに」

 11月21日・22日に首都大学東京荒川キャンパスで第11回障がい者スポーツ指導者全国研修会が行われました。基調講演では,「スポーツ庁設置における障がい者スポーツのこれから(位置づけ)-2020に向けてー」という題で,文部科学省スポーツ庁健康スポーツ課障害者スポーツ振興室の田中聡明室長からお話をいただきました。今回のスポーツ庁の発足やスポーツ基本法の制定は,従来のスポーツ振興法の理念である「スポーツを広める」ことから一歩進んで,「スポーツを通して社会を発展させる」ことが目的であることがわかりました。また,日本全体が2020年に向けて徐々に盛り上がっているところですが,オリンピック・パラリンピックに「競技性の向上」よりも「障がい者への理解の向上」や,「バリアフリー社会の実現」を期待している人が多いことから,スポーツが社会全体を発展させる一つの文化として根付きつつあると感じました。
 成人してからもスポーツに取り組む人が増えている中で,障がいのある方にとっては,まだまだ生涯スポーツになっておらず,学校を卒業すると取り組まなくなってしまう人が多い現状があります。その原因として,やりたくても取り組めない,やりたいスポーツがない,どこでやっているかわからないという環境が整っていないことが大きいことを知り悲しく感じました。障がいのある方もない方も,みんながスポーツを生涯楽しめるような社会が実現できればいいなと思いました。(境特別支援学校 今野宏一)