連携した障害者スポーツイベントの開催構想

 11月18日(日)に私が勤務する筑波技術大学天久保キャンパス(聴覚障害関係)において、障害者のためのスポーツ体験イベント「障害のある人、スポーツ・遊びを体験しよう」が開催された(責任者は香田泰子先生。イベントの報告は、下記を参照のこと。http://www.tsukuba-tech.ac.jp/soumu/news/#N2008112701)。

イベントには40数名の方々が参加されたが、企画した立場としては、第1回目としては人数的によく来ていただいた方ではないかという評価をしている。それほど、障害のある人々がスポーツやレクリエーションに参加することが難しいし、少ないからだ。これは全国共通の現象である。今回はいろいろな種目を体験してほしいという願望から多くの種目を用意し過ぎ、個々の種目の活動時間が短かったこと、種目入れ替えの時間が足りなかったことなどの反省が挙げられた一方、今後もこういうイベントを開催してほしい、特にこの種目を今後も続けたいなどの希望が寄せられた。特定種目のクラブ化あるいは総合クラブ化については、おおいに検討の余地がある。

このイベントのことが、12月6日に開催された茨城県障害者スポーツ研究会幹事会で話題になった。スタッフは?予算は?活動内容は?どうしたのと話し合っているうち、1大学で開催するのも良いが、3大学(筑波技術大学、茨城県立医療大学及び筑波大学)がお互いに連携して開催する方がインパクトがあるのではないかということになり、今後その方向で検討を進めることになった。また、3大学だけでなく障害者スポーツ関連団体、つまり、茨城県障害者スポーツ文化協会、茨城県障害者スポーツ指導者協議会、茨城県障害者スポーツ研究会なども一緒になって進めるのが良いのではないかということにまとまった。これは、現段階では、障害者スポーツ研究会幹事会に参加した幹事の意見であり、各団体の代表者が集まって合意したということではない。今後これを実現させるためには多くの困難が予想される。来年度すぐに実現できるかどうかは楽観できないと思っている。しかし、もしこれが実現するなら茨城県の障害者スポーツの振興に大きな力になるのではないかと思う。また、われわれ障害者スポーツ指導者の研修の場ともなる。こういったイベントで実際に大きな力になるのは、障害者スポーツ指導者ではないかと思う。今後の議論の進捗状況は、この場等でも報告して行きたい。

なお、第3回茨城県障害者スポーツ研究会は、来年2月16日(土)に県立医療大学で開催される。今後、発表演題の募集案内が研究会会員には届くことになっている。会員になっている方もなっていない方も、お時間があれば参加して自己研修の場としてほしいと思う。ちなみに、会員になるのも大会に参加するのも、今はまだ無料である。