総合型地域スポーツクラブ「鯨ヶ丘スポーツクラブ(常陸太田市)」を見学しました。

茨城県には、現在、総合型地域スポーツクラブが38あります(他に設立準備中が5つ。)。茨城県が平成16年に作成したスポーツ振興基本計画では、成人県民の週1回以上のスポーツ実施率を50%とすることを目標に、県内各市町村の実情に合わせて総合型地域スポーツクラブを創設・育成することになっています。障害があってもなくても、小・中学校区程度の範囲で手軽にスポーツを楽しめることが重要ですが、実際には障害のある人を対象にスポーツ教室を開催したり、障害のある人を受入れているクラブはまだまだ少ないのが実情です。今回はその中で「障碍者サポート教室」を行なっている、鯨ヶ丘スポーツクラブを見学させていただきました。

クラブマネージャーの大森さんのお話では、「障碍者は土、日は家に閉じこもりがちなので何とか地域との交流ができないか」との提案を受けてこの教室が始まったとのことでした。現在、毎月第2、第4土曜日午後1時から3時まで、太田公民館で活動しています。リハビリ体操、踊り、手芸などのもの作り、ウォーキングなどを行なっている他、地元の夏祭り・秋祭りで踊りを披露したり、大子町での常陸の国よさこいまつりに参加しているとのことでした。見学させていただいた11月10日は、障害のある方が4名、付添いの方が1名、介護スタッフの方が9名参加されていました。障害のある方々のサポートに当たっているスタッフは全員が、介護福祉士やヘルパー、看護師、レクインストラクター、障害者スポーツ指導員などの有資格者で、その充実ぶりに正直驚き、感心しました。こういう方々の存在が「障碍者サポート教室」を支えていることを実感するとともに、地域で暮らすことの意味について改めて考えさせられました。この日はリハビリ体操と踊りのあとにヨガ教室がありました。1時間のヨガ教室に私も参加させていただいて、すっかりリフレッシュできました。障害のある人たちが普通に参加することができて初めて、「総合型」になるのではないかと思った一日でした。以上