平成27年の年頭にあたって

 会員の皆様、明けましておめでとうございます。まずは昨年1年間の皆様の様々な活動へのご尽力に感謝申し上げます。
 さて、本県では平成31年の第19回全国障害者スポーツ大会に向けて、昨年準備委員会及び選手発掘・強化委員会が発足し本年から本格的に様々な活動が開始される予定です。本会としてもできる限りの協力をしていきたいと思います。
 茨城大会の開催に当たっては本県の選手が素晴らしい活躍を見せると同時に、大会が終わった後も障がいのある人たちがいつでも運動やスポーツを楽しめる環境が整えられることが目的の1つです。ここに本会に与えられた重要な役割があると思います。運動やスポーツを推進する様々な団体と協力して環境の整備に邁進したいと思います。
 ところで、本年は本会が設立されて20年の節目の年に当たります。それを記念して8月22日(土)に水戸市で設立20周年記念式典及び祝賀会を開催する予定です。詳細は4月頃お知らせしますので多くの会員の皆様のご参加をお願い申し上げます。
 日本の障がい者スポーツには2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて大きな変化のうねりが起きています。その中でわれわれに何ができるのか皆様と一緒に考えていきたいと思います。
 最後に本会が抱える組織の脆弱さは一歩間違えば本会の崩壊にもつながりかねません。障がい者スポーツ指導者とは何をする人かという原点に立脚した多くの皆様のご協力を切にお願いする次第です。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 なお、平成26年12月末現在の本県の指導員現況は以下の通りです。
 初級指導員 481名 中級指導員30名 上級指導員9名 合計520名(このうち、本会登録者は192名)