「パラリンピックへの道」セミナーが開催されました。
10月18日(土)午後2時から、水戸生涯学習センターにおいてトリノ、バンクーバー、ソチパラリンピックアルペンスキー日本代表田中佳子選手(avex所属)の掲題の講演が行われ20数名の市民が参加しました。
田中選手はパラリンピックに参加している障害の種別、スキーに関してはトリノパラリンピックから立位、座位、視覚の3区分で実施するようになったことなどから話を始め、ご自身の障害のこと、専門学校時代にチェアスキー(座って滑るスキー、写真参照)に出会ってのめり込んで行ったこと、日本代表に入りパラリンピックに出たことなどを映像を交えて紹介したあと、自身の障害に対する見方が次第に変化し障害を認めて受入れられるようになり視野も広がると同時に周囲に対して感謝の気持ちを持てるようになったことなどを話してくれました。私には田中選手の「スポーツは人間形成の場である」という言葉がとても印象的でした。
現在はアメリカを拠点に活動していて、移動時には100kg以上の荷物を1人で運びながら世界を転戦しているのだそうです。次の2018平昌パラリンピックの活躍を期待して応援しましょう。
なお、田中選手のプロフィール、競技成績はこちら。
また、チェアスキーに関することはこちら。